ご挨拶
1995年にWindows 95 が発売される以前、インターネットは、一部のマニアか研究者が、Mac か Unix で利用するものというのがお決まりのパターンでした。
日本で最初の商用プロバイダである IIJ が、1993年11月に国内で始めてインターネット接続サービス開始すると、名古屋でも東海インターネットが、1994年の年末に、商用サービスを開始しました。
1995年1月17日の阪神淡路大震災の時に、神戸市役所の職員が被災の状況をホームページにアップしたことが、インターネットが世間に知られるきっかけになりました。そして、Microsoftの Windows95 が発売されて、一気にインターネットの利用者が増え、誰もがインターネットを利用するようになりました。
しかしながら、インターネットのサーバのOSは、Microsoftの製品はスタンダードになることはできず、Linuxがデファクトスタンダードといってもよいでしょう。
最近では、MicrosoftやYahoo!ではなく、Googleが大きな存在感を持っています。ブログや、SNS等の様々なサービスやサイトが立ち上がり、中でもTwitter、Facebook などが、特にシェアを高めています。
YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトも人気があります。
クラウドサービスが普及すると共に、iPadやアンドロイド端末がパソコンに取って代わろうとしています。
インターネットが始まったころ(1990年代)は、インターネットには「十分なコンテンツがない」「コンテンツに信頼性がない」という、ある種の軽蔑がありました。しかしながら、いつの間にか、コンテンツはあふれんばかりです。そうした情報の洪水に溺れることなく、個人としてインターネットで公開される情報と、どのように向き合っていくかが問われる時代となりました。2013年、インターネットは既に成熟期を迎えている感がありますが、これからの10年間も、インフラとしてより多くの人に使われるようになり、新たな変革が起きていくものと思われます。
ダーウィンの進化論では、生き残るのは、「最も強い者」ではなく、「最も賢い者」でもない。「最も良く変化に適応した者」であるとあります。
今を恐竜時代に喩えるのであれば、小回りのきかない恐竜のような大企業は、滅びの道をたどるかもしれません。恐竜時代のほ乳類のように、小回りの効く中小企業の方が、環境の変化に適応しながら生き残り、発展する可能性があるといえます。
変化を敏感に感じ取り、会社の構造が新しい環境に適合できるよう、少しずつシフトしていこうと考えています。
ハッピーネットは、新しい時代にあったサービスを創造し、すべての人々をHAPPYにするために、精進していく所存です。
代表取締役 黒川裕司